沖縄唯一の国立大学、琉球大学
琉球大学は沖縄県にある国立大学です。
琉大(りゅうだい)と略されることもあります。
歴史としては1949年にスチュアート中佐の計画によって設立されたのが始まりです。
日本最南端、最西端の国立大学として、沖縄県の教育機関として発展を遂げていきます。
開港当初は那覇の首里城跡に建設されていましたが、首里城を再建することに伴い移転し今の場所でたくさんの生徒が学んでいます。
大学としては2つのキャンパスがあり、国立大学としては初めての観光産業科学部が開設されているのが特徴です。
学部も文系理系とバランスよく設立されています。
のびのびと学びたいことがしっかりと学べる環境
琉球大学は沖縄という土地にあることもあり、学生生活はのびのびと学びたいことがしっかりと学べて充実した学生生活が送れる大学です。
学生同士も仲が良いですし、皆勉強を頑張りながらもサークルやバイト、マリンスポーツなどいろいろなことに取り組んでいます。
授業については研究室やゼミも学部によっては早いうちから始まり、教授との交流も盛んです。
学生の使える設備も充実しており院生に勉強を教えてもらえる機会もあります。
大学の印象としてのびのびとしている雰囲気を感じますが勉強についてはシビアです。
ただ授業を受けているだけでは単位は取れず、授業ではきちんとノートをとり、テスト勉強をしておかなければなかなか単位は取得できません。
大学の施設としては実験室や研究室も実験設備はとても整っています。
図書館も蔵書が多くどの学部のジャンルの知識も身につけられるのが特徴です。
理系は本格的な授業まで時間がかかる分たくさんのことが学べる
理系学部はどこも研究室やゼミが始まるまで時間がかかるのが特徴です。
早く本格的な勉強をしたいと焦る人もいますが、その反面一般教養や語学をきちんと学べることで大学で幅広い知識を身につけることができます。
また、ゼミや研究室が始まるのが遅いのはそれまでにしっかりと自分のやりたいことや進路について見極める時間ができるという点ではメリットが高いです。
物理の研究室の場合には研究室に配属されるのは4年生からですが3年生から見学することができるので1年かけてじっくりと進学したい研究室を選ぶチャンスがあります。
進学についても就職についても理系はしっかりと成果が出ており有名企業への就職率も高いです。
就職でもたくさん結果が出ているので、理系学部でも大学院に行かず就職している人も多くいます。