1. //
  2. //
  3. 幅広く海の仕事をカバーする【水産大学校】

幅広く海の仕事をカバーする【水産大学校】

水産大学校の魅力と特色

水産大学校は山口県下関市にある大学校で、水産資源の管理や水産物の加工業務に関する実践的な知識と技能、そして漁業や水産加工業の経営スキルを磨く場となっています。
水産に関わる幅広い専門知識や技術を教えたり、水産業の経営を安定させるための経営面でのスキルを身に着けたりする講義が展開されています。
海に関わるたくさんの仕事を行えるように、科学技術や社会的観点に立った思考、現場で使える実践的な技術などを身に着けられるのが魅力です。
そのため、卒業後はすぐに水産業において活躍できる即戦力となります。

授業では、水産業や行政に関わる現役の講師が講義を行うなどして、最新動向を知ることができるようにしています。
また、一般的な理数系授業や英語教育もしっかりと行い、海外も含めてどんな場でも活躍できる人材となるよう総合人材を育てているのも強みと言えるでしょう。
さらにJABEEに認定された教育プログラムを実践することによって、卒業生には国家資格である技能士の一次試験が免除されるという特典が設けられています。
いくつもの水産関連の技能士資格を取りやすい環境にありますので、就職などを有利に進めることができます。

水産大学校の学部と偏差値

水産大学校は、6つの学科から構成されています。
水産流通経営学科と海洋生産管理学科、そして海洋機械工学科と食品科学科があります。
さらに、生物生産学科と水産学研究科という学科も設けられています。

こうした学科とは別に専攻科も作られていて、主に船舶に関するカリキュラムが提供されています。
それぞれの学科は、さらに細かく専門分野を学ぶ講座が設けられていて、学年が進んでから自分の希望に合わせて選べる仕組みとなっています。

偏差値は42.5から47.5となっています。
学部による偏差値の違いは大きくはありませんが、特に生物生産では高めの偏差値をマークしています。
より実践的なカリキュラムが受けられるということで、志望者が多いことが理由と考えられます。

周辺地域の特色

水産大学校は、海と山に囲まれた自然豊かな場所にキャンパスを設けています。
同校の教育目的に合わせて、キャンパスのすぐそばには港があり、船で海に出られるようになっています。
学校がある町は静かなエリアですが、スーパーやコンビニがあって普段の生活には困らない場所です。

学生向けの寮やアパートもありますので、遠方からの入学者でもすぐに住む場所を見つけられるでしょう。
娯楽施設はあまりありませんが、学校のすぐ近くが港ですので、釣りをするのには最高のロケーションとなっています。
また、町の中は自転車で楽に移動できて、毎日の通学も自転車という学生が多いです。