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国立の工科系省庁大学校【職業能力開発総合大学校】

職業能力開発総合大学校の魅力と特色

職業能力開発総合大学校は、国が設けている職業能力訓練に特化した学校です。
職業能力開発促進法という法律に基づいて設立されているもので、独立行政法人が実際の運営を行っています。
名称からも分かるように、学生が卒業してからすぐに企業に就職して現場での仕事に携われるよう、実践的な教育、指導をしているのが特徴です。
実際に卒業生の就職率は100パーセントを記録し続けていて、非常に安定感のある教育を行っています。

また職業能力開発総合大学校では、民間企業における就職だけでなく、職業訓練の指導員としての活躍ができる道を開いています。
例年、学生たちの4割程度は指導員候補者として就職しています。
このように、就職に強い学校としての魅力があるのが大きな特色と言えるでしょう。

特に職業能力開発総合大学校では、工科系の職業訓練を行っているのも特徴です。
日本の経済の根幹とも言えるモノづくりを支える人材を育てるための、国が後押しする重要な政策の一部としてこうした教育がなされているのです。
また、生産工学の分野では、修士号を取れるカリキュラムも設けています。
こうして日本をけん引する高度人材を育成するという役割も担っているのです。

職業能力開発総合大学校の学部と偏差値

職業能力開発総合大学校では、工業系の幅広い専攻課程を設けています。
4つの専攻課程が用意されていて、機械専攻と電気専攻、電子情報専攻、建築専攻となっています。
どの専攻科目でも共通して一般教養と、生産マナジメントを学ぶことになります。

それぞれの専攻課程では理論と実習によるスキル習得が可能ですし、資格取得ができるのも特徴です。
たとえば機械専攻では、技能士資格と共にガス溶接やアーク溶接などの資格も取ることができます。
卒業後の就職活動でもアピールできる資格ですので、就職の可能性を高めると共に即戦力として活躍できます。

職業能力開発総合大学校の偏差値は40台です。
学科による差が多少あって、建築専攻では高めの偏差値となるケースも見られます。
どの学科も募集人数はそれほど多くなく、特に建築系は応募が集まりやすいこともあって競争率が高くなることもあります。

周辺地域の特色について

職業能力開発総合大学校の周辺には閑静な住宅街が広がっています。
学生や単身者向けの集合住宅もたくさん建っていますので、住宅を探しやすいのがメリットです。
また、地域の主要道路が走っている関係で、飲食店や広い店舗がたくさん建っています。
日常生活の点で利便性が高く住みやすい街と言えるでしょう。

少し行くと自然が見られるエリアもありますし、電車で東京都心に行くのも簡単です。
充実した学生生活を送るのにとても好都合な場所にあります。