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暗記科目の学習方法

これで改善!視覚の工夫

英語や日本史、世界史などの科目は暗記が合格の鍵を握るといっても過言ではありません。
とにかく暗記をすることで、より高得点を目指せます。
しかし、暗記をするというのは簡単なことではありません。
脳は情報を常に更新していますので、記憶が常に保たれるわけではないからです。

暗記科目において押さえておきたいのが、視覚を工夫することです。
記憶の鍵を握るのが、覚えたいものと、何らかのイメージとを結びつけることです。
例えば歴史の年号を覚える場合、語呂合わせにすることで覚えやすくなるのが良い例です。

視覚による記憶を高めるには、とにかく絵を頭に思い描くことが大切です。
例えば英単語ですが、単語帳に記入するだけでなく、それを何回も見返すことで脳にイメージをインプットしていきます。
こうすることで単語を覚えやすくなり、記憶域からなくならないようにすることが可能になります。

ほかにも、スマホのロック画面に覚えたい単語や年号などを表示させると、スマホを開くたびに目に入るのでその分だけ記憶されやすくなります。
単語であれば、部屋に単語とその意味をイラストで描くことでイメージ化できますし、それに合わせて何かの音楽に合わせて単語とその意味を歌うことで記憶に留めやすくなります。

音を使うには?

視覚による効果に加えて、耳から入る効果を狙って暗記するというのも効果的です。
具体的には、ラップ調で歴史の年号と史実を歌うことで頭から離れないようにすることができた、という成功例があります。
好きな歌の歌詞の替え歌を作ってみるのも、案外楽しいかもしれません。

単語や歴史的な事実、法則や定理はノートに書き込むだけでなく、それを口で話すことでより記憶しやすくなることも忘れないようにしてください。
とにかく、口に出してみるということです。
これはある言語学者が提案している学習方法ですが、単語を発音する場合、口に出すだけでなく手などを動かしながら覚えるようにするとより効果が期待できます。
手の動きと連動することで、脳の働きが活発になるからです。

手を動かすのも王道の暗記方法

先ほども触れましたが、手を動かすことが記憶を高めるのに役立ちます。
学習した内容をノートに書き込むというのは、古来学習の基本として多くの人が実施してきたことです。
これまで非常に長い期間この方法が採用されてきたのは、それだけ人類にとって身近であり、効果が証明されているからです。

スマホやタブレットに入力するという動作だけでは、脳は刺激されません。
やはり手を動かすことで、初めて脳が刺激され、記憶の助けになります。
日本史のノートや単語帳などはスタンダードな方法ですが、これが非常に効果があるのです。