青森県立保健大学の特色
青森県立保健大学は、東京都庁を設計したことでも知られている建築家が設計を担当し、青森県の文化や歴史を生かした美しいキャンパスが目を惹きます。
日本で急速に進む少子高齢化は社会全体に影響を及ぼしていますが、地方が生き抜くためには少子高齢化に伴うさまざまな問題を乗り越える必要があります。
青森県立保健大学は、少子高齢化に伴う保健医療や福祉に関連したサービスに携わるための人材を育成するだけでなく、社会全体の健康増進をサポートする専門家の育成に努めています。
学部について
青森県立保健大学には健康科学部という学部があり、4つの学科が設定されています。
社会全体の中で保健や医療、福祉は非常に重要な位置を占めていますが、健康科学部では将来の医療、福祉に関連した優秀な人材を育成することを目指しています。
健康科学部には看護学科、理学療法学科、社会福祉学科、栄養学科があり、それぞれが連携して多角的に学べるようになっています。
看護学科では看護師、保健師、助産師の国家資格を取得できるようサポートを行います。
それぞれの国家試験合格率は全国平均を大きく上回る成績で、医療機関等への就職率は99%という非常に高くなっています。
理学療法学科では理学療法士の国家資格取得を目指し、介護に関連した知識の習得や実技を通じてプロフェッショナルの育成に努めています。
社会福祉学科では、ソーシャルワーカーの人材育成を目標としています。
難易度が高いとされている社会福祉士の合格率は全国平均よりも大幅に高く、精神保健福祉士に至っては全国でもトップレベルの合格率を誇ります。
栄養学科では栄養士の育成を主に行いますが、国家資格の管理栄養士に加えて学校給食などで活躍する栄養教諭の育成も行なっています。
偏差値・大学を卒業した著名人・キャンパスの周辺地域
青森県立保健大学の偏差値は2022年11月現在45から55で、共通テストについては得点率が最大で64%です。
在学中の学生たちの口コミ評価では真面目な学生が多く、充実したキャンパスライフが送れるといった良い評価が多いです。
現在卒業生の中に著名人や有名人はまだいない状況ですが、将来的に医療関連等で活躍する人の中には有名になっていく人がいる可能性が十分にあります。
学生たちは地元のテレビ局に出演する機会があるため、地域では有名な大学です。
キャンパスは青森市郊外にあり、青い森鉄道東青森駅から徒歩でアクセスできる場所にあります。
周辺地域は閑静な住宅街で青森市中心部へのアクセスもよく買い物なども便利な場所にあります。
青森駅などから路線バスも運行されているため、交通の便は良い場所にあると言えるでしょう。