島根大学の特色
島根大学は、1920年開学の国立大学です。
前身は松江高等学校、島根師範学校ですが、戦後再編により現在の島根大学として新たなスタートを切りました。
6つの学部を持つ島根大学は国際交流に重点をおいており、海外の大学との提携にも力を入れているのも特徴的です。
相互留学制度を通じて、さまざまな国の文化や伝統、言語を学び、世界に通用する人材を育てることを目標にしています。
国内では放送大学との協定を結んでいることから、放送大学で受講した分についても単位として認められます。
島根の文化を後世に引き継ぐため、文化や伝統芸能などの保全にも努めていることから、地元から愛される大学として親しまれています。
各学部の研究内容は国際的なレベルの研究を推進していることから、世界からも島根大学の研究に注目が集まっています。
国際的な視野で活躍することを目指す学生に向いている大学です。
島根大学の学部
島根大学には法文、教育、人間科学、医学、総合理工、生物資源、医学の6つの学部があります。
法文学部は持続可能な地域社会の実現のため、社会が抱える問題に向き合い、地域社会がどのように一体となって問題を解決するかを研究します。
過疎化の進む地方において、地域により貢献できる優れた人材育成にも力を入れています。
教育学部は、山陰地方でただ一つの教員を育成するための学部です。
未来を担う子どもたちへ質の高い教育を行うためのノウハウや知識を学びます。
人間科学部は心理学や福祉といった現代人の抱えるストレスに向き合い、軽減するための方策を考える研究を行っています。
ストレス社会におけるソーシャルワーカーや心理士の育成も行います。
島根大学医学部は、歴史と信頼のある医学部です。
地域医療の向上に加えて、最先端医療を習得し、健康維持に欠かせない優れた医師を養成します。
総合理工学部ではものづくりに欠かせない最先端技術を学び、優れたエンジニアの育成を目標にしています。
生物資源科学部では、農業を科学することを目標に世界的にもトップレベルの農業政策をサポートする学部です。
偏差値・大学を卒業した著名人・キャンパスの周辺地域
島根大学の偏差値ですが、共通テスト得点率が63−77％、偏差値は65と高いレベルの学力です。
島根大学の卒業生には国会議員として活躍するだけでなく、財界においても優れた功績を残しています。
日本マクドナルドの創業で知られる藤田田氏、児童文学で知られる那須正幹のほか、アーティストのOfficial髭男dismのメンバーにも島根大学出身者がいます。
島根大学は、島根県の中心地である松江市の郊外に位置しています。
近くには宍道湖があり、JR松江駅からバスでアクセスできます。
周辺は学生寮や学生向けアパートが立ち並んでいます。
